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恋心

第22章 蛇

朝と昼間の間に
俺は、オフィスへと電車に揺られ
取引先や社員とラインでやり取りを
していた。

昨夜は、眠れず
強い酒を飲み
無理矢理目を閉じた。


最近、まったく眠れない

いや…昨夜は、初恋の人の背中を
みたからか…興奮状態だった。


やけに
喉が渇く…


上を向き
他の車両を見渡した



陽射しに透けた肌
綺麗な横顔
ブルーのワンピースに
白いブラウス


俺は…釘付けになった
一目で欲しくなった
知りたくなった

初恋の人に瓜二つの姿…


俺は立ち上がり
彼女に向かいあるきだした。

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