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恋心

第26章 叶わない恋

いつもの商店街で
買い物を終えた、、。
買い物袋をぶら下げ
家路に向かう、、。ファッション通りの
丘を越えて不動産会社を曲がると
雨はきつく降り出した。

なんとなく後ろを振り返ると


不動産会社から
今朝の親子が出て来た。
男の子を抱っこする父親

小さな手から
落ちるオモチャ


この時のあたしは
何故か知らないけど
頭より身体が動いた。



「落ちましたよ…」拾いあげて
駆け足で親子に声をかけた。

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