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私はお兄ちゃんに…

第4章 綾斗ver…


俺は斎藤絢斗。

高2だ。

俺には妹がいる、

斎藤あやな、中1

あやなはとにかく可愛い。

ちょっと天然でお兄ちゃん、お兄ちゃんと俺のことをとってもしたってくれている。

俺は、あやなが大好きだ。

妹として…じゃなく、女として。


これは、許されない。絶対に好きになってはいけない。
と分かっていても、あやなが目に入るたびに、ドキドキする。

この感情…いつからだろう…

そうだ…多分…あやながうまれてからずっと。ずっと。俺は…あやなのことが好きだったんだ。

もちろん妹としても好きだけどそれ以上に女として好きなんだ。

でもこの気持ちは絶対に伝えてはいけない。

俺は。死ぬまでこの気持ちを伝えてはいけないんだ。

あやなは俺をただのお兄ちゃんとしか見てないだろう。
そりゃそうだ。

あやなはモテる。だからあやなにいつか彼氏ができてしまうんだと思うと胸の奥がズキズキする。

きっと嫉妬してしまうだろう。

こんな自分がムカつく…

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