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空と太陽

第2章 快晴、体育大会




 5月。高乃宮中学校は
 体育大会シーズンを
 むかえた

 熱く燃える3年生
 ダルそうな2年生
 楽しそうな1年生

 学年ごとに
 雰囲気が全く違う

 そんな中、空は…



 「なぁんで私が
  体育大会実行委員なんか…」

 「まぁまぁ
  はやく運べ」


 爽やかに大空先生に
 こきをつかわれてました

 「先生…」
 「なぁに?」

 大空先生はいつでも
 どこでもだれにでも
 爽やかキラキラスマイルを
 見せびらかしている

 そして爽やかに
 一部の生徒をいじめry

 可愛がるのだった←


 「私は女の子です」
 「うん、知ってる〜」
 「ですよね〜」
 「当たり前だろ〜」

 ははは〜と
 2人でにこにこ…

 「だったら私に
  テント運ばせるなぁぁぁ!!!」

 そう、ホントは
 男子が運ぶ係なのに
 空は運ばされていた

 もちろん
 大空先生は手ぶらで
 笑顔で空の隣を
 歩いています


 「もぉ〜重い〜
  しぬ〜うへ〜」
 「はぁ…しかたねーな」


 大空先生はため息を
 つくと
 空からテントの骨組みを
 うばいとり
 笑顔で空に

 「はい、
  持っていっとくから…」

 (なぁんだ、
 けっこう優しいじゃん♪
 見直したわ←)

 「放課後、
  職員室な♪」



 「………いやぁぁぁぁ!!!!」



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