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空と太陽

第12章 空と太陽





 とても澄んだ青空が
 ひろがっている


 今日は高乃宮中学校の
 卒業式です


「はぁーさみしー」
「ねぇー」
「2人は一緒だからいいじゃん」



 そう。
 未歩と空は同じ高校に
 進学するが、由宇は
 1人だけ女子高に行く




「私ね
 高校生になったら
 桜井さんと
 仲良くなりたい」

「どうして?」

「未歩の言うとおり
 いい人だと思うから」

「…友里はいい人だよ」





 3人は青空を見上げて
 微笑んだ。



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