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二十歳になれば

第2章 不思議少女


だめだ。

玲菜と話していると、どんどん調子が狂う。


自分のペースが乱される。


このままいくと、普通なら喋らないことまでどんどん喋らされてしまいそうだ。


「これから、『深さん』って呼んでいいですか?」


不思議な子だ。


今まで、ネット上で見知らぬ女性と話したことがないわけじゃない。


このサイト以外の場所でも小説は公開しているし、電子書籍で販売もしているから、それなりに交流はある。


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