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二十歳になれば

第6章 居場所


私が必要ですか?


玲菜がそう問いかければ、「必要だよ」と答えてあげる。


でも、誰かが必要としてくれるのを待ってちゃいけない。


必要だと言ってもらえるよう、自分を磨かなきゃいけないんだぞという厳しい思いも込めて、何度でも言ってあげる。


そして、玲菜はそれに答えてくれる子だと信じてる。




イヤだな、上から目線。

自分嫌い病が再発しそうだ。


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