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モテない男の末路

第13章 再びセクキャバっ! 二人目

しらふの時は、まず無いのだけど、酔っぱらうと過去の事を話し出す癖がアヤちゃんにはありました。

一番最初に聞いたのが…

「私、一回子供おろしてるねんか…
私は産みたかってんけど、相手の男に逃げられて…」

「えっ?…」

「年齢的にも、育てていくの無力やったし…でも産みたかった」

そういって泣き出したアヤちゃんを、私は頭を撫でて慰める事しか出来ませんでした。

女の子から、酔っぱらっているとはいえ、そんな話を聞いたのは初めてだったので、とても複雑な心境になったのです…

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