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BL~中編・長編集~

第5章 ~愛してなんて言わない~

部屋に入った瞬間、僕は畔田君にベッドに押し倒された。

「ちょ、どうし・・・」

「うるさい。」

驚いて抵抗しようとすると、畔田君に一言そう言われた。

言われた通り静かに身を任せている間に、畔田君は僕の服をどんどん脱がしていく。

「は、畔田さ・・・んっ!!?」

嘘っ!?

僕・・・畔田君とキスしてる・・・

「んぅ・・・ふっ・・・・」

どうして?

今まで何度も寝たけど、キスすることはなかったのに・・・・

「ぁ・・・・はっ・・・んださ・・・」

「・・・もう他の奴には売るなよ。」

頭が・・・クラクラする。

「俺が買い占める。」

この時畔田君に言われた言葉がすごく嬉しかったのを、僕は覚えてる。

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