
BL~中編・長編集~
第3章 ~ずっと想い続けます~
でもね・・・やっぱり、どんなものにも終わりは来るんだ。
僕とクロが初めて身体をつなげてから半年くらい経った時だった。
クロの態度が冷たくなってきたんだ。
僕はその変化にすぐ気が付いた。
クロは僕と一緒にいることを避けるようになった。
僕がクロのところに行っても、クロはすぐほかの人のところへ行くようになったり、クロの家に行かせてくれなくなったりね。
もちろん、身体をつなげることもなくなった。
こんなに好きになったのも、こんなに愛おしく想ったのもクロが初めてで、僕はどうすればいいのかわからなかった。
以前は、クロの姿を見つけると嬉しくてしょうがなかったのに、それからはクロを見かけるたびに、胸が締め付けられるくらいに苦しくなった。
クロがほかの人に笑いかけてるのを見るだけで嫉妬で狂いそうになった。
僕がクロを好きになりすぎたから、僕の事が重くなったんじゃないか・・・
どんなに考えても、悪い方向にしかいかなくて・・・・
そんな僕を助けてくれたのは、トラだった。
日に日に落ち込んでいく僕にトラが気が付かないわけがなく、クロとのことを聞かれた。
「実は・・・・」
僕は聞かれるままに話した。
僕とクロが初めて身体をつなげてから半年くらい経った時だった。
クロの態度が冷たくなってきたんだ。
僕はその変化にすぐ気が付いた。
クロは僕と一緒にいることを避けるようになった。
僕がクロのところに行っても、クロはすぐほかの人のところへ行くようになったり、クロの家に行かせてくれなくなったりね。
もちろん、身体をつなげることもなくなった。
こんなに好きになったのも、こんなに愛おしく想ったのもクロが初めてで、僕はどうすればいいのかわからなかった。
以前は、クロの姿を見つけると嬉しくてしょうがなかったのに、それからはクロを見かけるたびに、胸が締め付けられるくらいに苦しくなった。
クロがほかの人に笑いかけてるのを見るだけで嫉妬で狂いそうになった。
僕がクロを好きになりすぎたから、僕の事が重くなったんじゃないか・・・
どんなに考えても、悪い方向にしかいかなくて・・・・
そんな僕を助けてくれたのは、トラだった。
日に日に落ち込んでいく僕にトラが気が付かないわけがなく、クロとのことを聞かれた。
「実は・・・・」
僕は聞かれるままに話した。
