↑逆転↓御斗戯世界
第1章 アイアム中二病
【Side: 璃斗】
「おーい璃斗!」
その時、背後から聞き慣れた声がした。振り向かなくても、誰かなんてわかる。
「おはよ!」
「おはよう威王。相変わらず眠そうだね。イケメンの無駄遣い。」
「朝から失礼だな。」
またギャルゲーを夜更かしでやったな、と一目でわかった。目の下にしっかりと隈を作っている彼は、代真 威王(タイマ イオウ)という私の数少ない友人の一人だ。幼馴染み、とまではいかないけれど、結構昔からの付き合いだったりする。
少し焦げたような茶色の髪にブラウンの目。まぁ、これといって特徴はないけど、顔とスタイルはいい、らしい。私はあまり三次元でのルックスに興味がないから、わからないけど、カッコいい部類に入るそうだ。
だけど、世の中そんな完璧な人間はいない。威王の場合、
「そうそう!アズミちゃんがやっとデレてくれてさ!そのかわいさといったらもう本当に!!」
「私が言うのもなんだけど、残念なイケメンだよね。」
「お前に言われたくないよ。」
ギャルゲー好き、という癖がありすぎる趣味を持っていた。そして、私は、まぁ、可愛い部類に入るらしい。クラスメートとかによく言われる。
そんな私たち二人組がつるんでいるものだから、周りからは、残念すぎる美男美女カップルなんて言われる。
私は別に気にしていないからなんと言われようとかまわないけど。
「おーい璃斗!」
その時、背後から聞き慣れた声がした。振り向かなくても、誰かなんてわかる。
「おはよ!」
「おはよう威王。相変わらず眠そうだね。イケメンの無駄遣い。」
「朝から失礼だな。」
またギャルゲーを夜更かしでやったな、と一目でわかった。目の下にしっかりと隈を作っている彼は、代真 威王(タイマ イオウ)という私の数少ない友人の一人だ。幼馴染み、とまではいかないけれど、結構昔からの付き合いだったりする。
少し焦げたような茶色の髪にブラウンの目。まぁ、これといって特徴はないけど、顔とスタイルはいい、らしい。私はあまり三次元でのルックスに興味がないから、わからないけど、カッコいい部類に入るそうだ。
だけど、世の中そんな完璧な人間はいない。威王の場合、
「そうそう!アズミちゃんがやっとデレてくれてさ!そのかわいさといったらもう本当に!!」
「私が言うのもなんだけど、残念なイケメンだよね。」
「お前に言われたくないよ。」
ギャルゲー好き、という癖がありすぎる趣味を持っていた。そして、私は、まぁ、可愛い部類に入るらしい。クラスメートとかによく言われる。
そんな私たち二人組がつるんでいるものだから、周りからは、残念すぎる美男美女カップルなんて言われる。
私は別に気にしていないからなんと言われようとかまわないけど。