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壁一枚

第42章 バレンタイン前夜



美緒「先生、先生?先生~!!」

孝志「えっ、何」

美緒「どうかしたの?さっきからなんか
元気ない感じ?」

孝志「…ちょっと忙しくて」

美緒「大変だね」

孝志「…」


あれから数日
教頭から転勤に関する話はなかったが
逆にそれが孝志を悩ませた
未決定の段階で
美緒に話して不安にするワケにはいかず
孝志は誰にも相談出来ず
悩んでいた


孝志「…」


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