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壁一枚

第11章 聞こえちゃう



孝志「お邪魔しました」

母「わざわざありがとうございました」

孝志「ではまた」


お見舞いを終え
何事もなかったように美緒の家を出て行った孝志

その頃
美緒は初めてのバック体験に疲れ
眠ってしまっていた


汗をかき
熱をぶり返すのではと心配されたが
翌日には昨日の熱が嘘のように平熱に下がり学校へ登校して行った


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