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壁一枚

第14章 女子がいるのに…



孝志「どうぞ」

美緒「…」


放課後
約束通り理科準備を訪れていた美緒
当たり前だったが準備室には
自分と孝志
二人以外、誰もいなかった


孝志「座って」

美緒「…」


椅子に美緒を座らせると
孝志は床に正座するように座り美緒の手を優しく握った


孝志「昨日はごめんね」

美緒「…もういい、怒ってないから」

孝志「俺、自分以外の男が美緒を触ってるの見て嫉妬した」

美緒「先生…」

孝志「俺以外の男が美緒の体…」

美緒「っ…」

孝志「触ってるの見て嫉妬した」


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