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デニッシュのほのぼの日記

第12章 体験談

保育園の時だったと思う

自分の性格が決まってしまった時は・・・




幼い頃の私は事情を知らずに幸せだった

母親は夫から暴力を受けていて

お酒を飲み、夜遊びが絶えなかった夫は

私達がお風呂に入ると決まってお金を持ち去り、パチンコに行っていた


そんな夫との生活は続くはずもなく




すぐに離婚が決まった。



離婚してからは母親とアパートに住むことになった。

小さなアパートだったけれど、幼い私にはとても楽しい思い出を作ってくれた


それと裏腹に

母親はどんどん家事をしなくなって行った。


夫からの暴力、離婚、子供3人の世話、仕事

そんなものが重なっていったのか

母親は親を頼りにしていった。



今でも覚えている

自分の母親が

私の姉をお風呂に沈めて虐待していたことを

響く怒鳴り声

幼い私と妹には状況を把握できなかった。

2人で静かに机の前に座り。

早く終わってと心で祈っていた。
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