テキストサイズ

向かいのお兄さん

第16章 合コンなんて





「んじゃ、4対4か?」




《おう!!もう持ち帰り前提で行くからな!!》




『…』




睨み続けるあたしに気づき、直也はあたしの頭を撫でようと手を伸ばした



あたしはもちろん、容赦なくはたき落とす




「マジか、楽しみだわ」



直也は痛そうに、その手をプラプラと振った




《集合場所は居酒屋〇〇なんだ、一応11時まで予約取ってるから》




「11時?早いな、もっと朝まで喋り明かしたい」




《ヤり明かしたいの間違いじゃねーの?》



「ばれた?」





ハハハハと、直也からも電話口からも笑い声が聞こえる




男の会話って



うざい













ストーリーメニュー

TOPTOPへ