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向かいのお兄さん

第16章 合コンなんて






あたしは唇を塞がれたまま


身体だけをピクピクと動かした



「…」



あたしが大きく呼吸するだけになると


直也は顔を離した





「…疲れた?」




『…ん…///』




あたしは首だけ動かして、頷いた




「もう12時回っちゃってるし…泊まっていけば?」




『…ぉそわなぃ…?』





「さあねー」





急に眠気に襲われて




微笑む直也の顔も、だんだんぼやけてきて





あたしはいつの間にか



眠っていたんだ
















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