テキストサイズ

刑事とJK

第96章 家







風呂から上がると、適当に時間を潰した後、布団に入った




もちろん、大志を抱え込んで…




一緒に風呂に入った時だけ、大志は俺らと眠りたがるんだ





ゆうひも肌の手入れなんかを済ませてしまうと、大志を俺と挟むようにして布団に入った






「今日も…疲れたなあ」





枕に頭が沈んでいく





『お疲れさま』






「大志はいつまで、こうやって俺らと寝るんかなぁ?」




『急に離れる時がくるんじゃない?』







「…そう、だな」









寂しさは



隠した









「ああ〜早くいちゃいちゃしてぇよ」





『はいはい』















大志は



すやすやと眠っていた







その安らかな表情に、こっちの口元が緩んでしまう








ほんと…






ここが、俺の家だ…






今まで



ありがとう









これからも




…ありがとう




















END…






ストーリーメニュー

TOPTOPへ