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刑事とJK

第26章 初めて







『…はっ…はぁ…斉藤…///』



ゆうひは手を伸ばし、斉藤の顔を撫でた




『キス、して…///』



「してやる…///」




斉藤はゆうひにキスをした



何度も何度も、頭を撫でてやり

何度も何度も、キスをした













ゆうひは体が落ち着いて来たと思うと、
身を起こした




そして斉藤の胴体に腕を回す



斉藤もゆうひの頭と背中に手を回し、
抱きしめる






『斉藤の匂い、好きー///』



「匂いフェチ?」



『かなぁ?』




ゆうひは斉藤の腕の中でくすくす笑った




『ちょっと…疲れたかも…』



何となく虚ろ虚ろしているゆうひの横で

斉藤は時計を見た




「2時だって…
もう眠っとけ」



『うん…
ごめんね…』




ゆうひは目をシバシバさせながら、
ベッドに横になった



そしてそのまま、眠り込んでしまった






斉藤はゆうひの髪を手で梳いた

さらさらと指の隙間からこぼれ落ちる






「"ごめん"だなんて…言う必要ねぇよ…
…ありがとうな」






斉藤は電気を消して、一緒に眠った






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