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刑事とJK

第5章 小犬




ゆうひは泣いていた



オレの腕の中で

ずっとずっと…




体の芯まで冷えきったゆうひの身体…


一体どれくらい長い間、
雨に打たれ続けていたんだろう





温めてやりたい



泣くんじゃねぇよ




どうしたらいいか…

わかんねぇじゃねぇか







頭を自分に押し付け
肩から背中にかけてさすってやる





せめて、この震えが収まるまで…







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