刑事とJK
第60章 泣いてるの?
男が言ったように、
千花は30分してから建物を出た
子供たちは我先にと走り出す
「千花さん!!」
シゲが一直線に走ってきて、
千花の手を握った
「シゲさん…///」
「無事で…よかったああああ!!!」
シゲは千花に抱き着いておいおい泣いた
「くすっ」
千花はそんなシゲの背中を優しく叩いた
「あ、犯人は!!?」
「気がついたらいなくなっていて、
外に出て参りました」
千花はとぼけた
「…そ、うなんだ…
でもほんと…無事で良かった…」
「…///」
やっぱりわたくしは、
シゲさんが好きなんですかねぇ?///
千花はクスクスと笑った