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刑事とJK

第62章 告白して






ゆうひを治療台に横にさせると、津森は準備をし始めた



帽子、マスク、手袋…


身につけてるだけなのに手際がいい





「斉藤は、外で待ってなさい」



「…」



言われた通り、
斉藤は治療室の外で待つことにした




長椅子に座っていると、
体中が震えていることに気がついた







神も仏も、信じてるようなものはなかったが



この時だけは手の平を組んで祈った







「頼むから…ゆうひぃ…」

















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