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刑事とJK

第84章 ミッション









「はぁ…」


南と藤野が行ってしまった後、飛鳥は壁にもたれながら溜め息を付いた



落ち込む飛鳥を気遣い、吉川は声を掛ける






「そんな、気にすんなって飛鳥ちゃん」



「気にしてなんか…ないです」



「あらそう…」



全然話が展開しないパターンだな…





「とりあえず、飛鳥ちゃんには飛鳥ちゃんが出来ること、きっとあるから。
もうちょい待ってようよ」



「…はい…」












…言いたいなぁ…





こう思ったのは、岩崎だった




僕は…啓太おじさんだよって…言ってしまいたい…





岩崎は飛鳥を遠目で見つめる






…あんなに小さかったのに…いや…


やめよう



もう…考えないでおこう…





岩崎はフッと目を閉じた











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