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「…結局こうなんのか…」




井上はマンションに着くと、自室の扉を開け、大志と姫を通した




「おお、結構広いマンションじゃねぇか」



『思ってたより綺麗っ』




部屋にはゴチャゴチャと家具はなく、落ち着いた雰囲気のあるところだった




「井上の部屋とは思えねぇ!!」



「…どういう意味だ？」




すると大志と姫は、部屋中を探検し始めた




「…お前ら…ガキか」




井上はため息をついた




…ああ、まじでめんどくせー


何で二人も住まわせなきゃなんねーんだよ？



光熱費かかって仕方ねーだろ…



姫ちゃんだけだったら大歓迎だけど、お邪魔虫も来ちまったからなー



…いや、でも…まぁいいか


姫ちゃんと一緒にいられるなんてラッキーだ



しかも、もし上手くいけば夢の３ぴ…



「…って、ダメダメダメダメ!!!!」




井上は、戸棚を見て回っていた姫を止めた




『え、何？』



「これはダメ、違うとこ見てこい」




姫は顔を膨らませ、キッチンへ歩いて行った




「…」



ふぅ…危ねー


うっかり姫ちゃんに、男のロマンＤＶＤを見られるとこだった…


しばらくどっかに隠しておかねーとな




と、井上が鞄にＤＶＤを放り込んでいた時だった




「井上、これすげぇな!!」




「は？」




井上が顔を上げると、大志は銃を手にしていた




!!!