無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

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俺は今、山を散策中だ



けど、ただ散策してるわけじゃねー



あるお目当ての物を探してんだ…






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「３０cmの松茸!!?」








井上も大志も目を開いた



「はい…△△山にあるという噂で…キノコマスターの僕としてはどうしても一度食してみたくて…」



眼鏡の男は、松茸ご飯でも思い浮かべているのだろう


口の端から涎を垂らしながら話した





「…報酬は…１０万でどうでしょう？」







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で、大志とのじゃんけんに負けて

俺が巨大松茸を探しに来てるっつーわけだ






「…にしても」





暑い





ジリジリと照り付ける太陽が、体力をどんどん奪っていく





「松茸なんて…どーでもいいんだよ…」