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ねぇ…

第2章 新しい執事

そう部屋を出ようとした時…


---グイッ…


パジャマの裾を男の子に引っ張られた


「僕じゃ…僕じゃダメですか?……お嬢様」


今にも泣きそうにそう私に言う。


まるで子犬のように…可愛い瞳で…


そ…そんな目で見ないでよ


『うっ………』


「ダメ?ですか?」



…だからその目で見ないでよ


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