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ねぇ…

第3章 子猫

私の視線の先には、見慣れない扉があった。


『ねぇ…あの扉……なに?』


今日の朝まで私の部屋にあんな扉なかった……


「あれですか?……僕の部屋ですっ」


ニコニコそう言う将太。


僕の部屋って……


『ちょっとあんなのいつ作ったのよ!!』


「お嬢様が学校言ってるあいだぁ~」


いやいやいや…おかしいでしょ。


仕事早すぎるし…


「だって僕1秒でも長くお嬢様と一緒に居たいんだもんっ」


…だもんって………可愛すぎるし


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