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ねぇ…

第4章 隣の部屋のあいつ

「お嬢様の首筋……いい匂い」


将太は、私の長い髪をかき分け首筋に顔を埋めてきた。


『…ちょ…しょ…た』


「ん?どうしたんです?」


やだ……将太が喋るたびに


息が首筋に掛かって…


熱く………なってきちゃう


「お嬢様は…首筋弱いんだ」


『ふぇ?…弱いって?』


どういう事?


首筋弱いって…


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