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ねぇ…

第4章 隣の部屋のあいつ

「僕が…お嬢様に食べさせるのっ」


ほっぺを膨らましてそう言う将太。


『あ…そう言う事ね…でも自分で食べれるし…』


そう言えば…将太って甘いもの好きそうなのに…


“食べたい~”って言わない


『将太……あ~んして?』


私は、タルトを彼の口元へ運んだ


「…僕。甘いの食べれない」


『え?』


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