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ねぇ…

第5章 近寄って

「一緒には、寝れません…でも翼が…寝るまでここに居るよ」


また翼って…


『つ…翼様って呼びなさいよね』


私は、少し膨れてそう言うと…


「はい…翼様」


そう言って私の手を握ってくれた


将太の手は…


やっぱり…私なんかよりすごく大きくて…


温かく私の手を包み込んでくれた。


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