テキストサイズ

第3章 隠し場所

ほら来た、いつもと同じ
拗ねたら俺のDS持って来る場所

「美和。」

ビックリした顔で俺を見つめてくる

「み…『フンッ』

口を尖らせて横を向く…

「美和、ごめん…」

『何が悪かったかわかってる?!』

「…なんとなく」

『仕方ないなぁ…』



俺は走って美和に駆け寄り抱きしめる…

強く…離れていったりしないように…




『あ!ねぇ、ほら、見て!見てよ!』

「ん?」

『影が重なった』

えへっと美和が笑う…

「あぁ…」

優しく微笑む

『ははっ!』

「なんだよ…」

『なんでもなぁーいっ!』

はぁー…

「帰るか…!」

『うんっ!』

ストーリーメニュー

TOPTOPへ