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第1章 クソバカ兄貴っ!!

「美和ー!」

『何?』

「これ、買ってきて♡」



ゲシッ!

今日も一発、兄貴の腹に蹴りを入れる

「いってぇっ!俺の腹の骨折れたわぁー」

『ふざけっ!なんであんたの買い物を私がっ!』

「だって…俺忙しいから…てへぺろ☆←」

『どーせゲームでしょーーーがぁぁぁぉぁー!』

ボスッ

今度は目の前にあった枕を投げつける

「ふーん…そんな事すんだぁー…」

『な…なによっ!』

「もぉー…翔くんたちに会わせんー!」

『なっ!』

「せっかく今日呼ぼうと思ってたのになぁー…」

『…!!』

「まーくんも楽しみにしてたのになぁ…」

『…?!』

い…いつも…

私がクソバカ兄貴に勝てない理由はコレだ…!

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