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第2章 お兄ちゃんの友達

「「たーだーいーまー」」

「お、帰ってきた」

『うんっ!おかえりっ!』

「う"ぅー。寒い…」

『何か飲む?』

「俺コーヒーかなんかっ!」

『ん、和にぃは?』

「んー…何でもいいや」

『じゃあ、水。』

「美和ちゃんかっけぇ!」

「むぅ…」

『何がいいのか言わないからじゃん!』

「はいはいはいはいはいっ!」

『キレないの!』

「あ、美和ちゃんケーキ食うー??」

『うんっ!』

「ぉあ"!!俺のケーキがぁ!」

『んじゃ、いっただきまー…』

ぐいっ

パクッ

『私のケーキぃぃぃー!!!』

「うっせぇ!金出したのは俺だっ!」

『もう、いいもんっ!』

「んだよ…」

フンッと言いそっぽを向く

「あーぁ、和にぃサイテー」

「でも、なんやかんやで仲良しだよな」

「仲良し?!ふざけんなっ!」

「うっわぁ!」

「しょーくん!妹交換しよ!」

「やだねー」

「むむっ!じゃあ、まーくん!弟と交換して!」

「美和ちゃんと仲良いんだからいいでしょ?!」

「くそぅ…」

『…』



パシッ

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