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Sweet room

第2章 記念日の夜に

「うわー、本当に素敵!」


若いカップルの女の子は、部屋に入るなり歓声をあげた。

部屋をぐるりと見渡して、窓際に走ると、また歓声を上げる。


「気に入ってくれた?」


彼が言うと、女の子は頷いて彼に抱きついた。


「今日はホントに素敵。最後まで、ホントに最高だったの!」


「まだまだ、今日はこれからなのに。せっかくこんなすごい所に来たんだから、楽しまなくちゃ…。」


彼女に言うと彼は、彼女の唇を塞いだ。

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