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Sweet room

第4章 プチ女子会

「うわー、これは思ってたより凄いじゃん?」


「ホント!優雅にのんびりできそう!!」


先に部屋に入ってきた長身のショートカットの彼女が歓声を上げると、続いて入ってきたロングヘアの彼女も部屋の中を見て笑顔になる。

小さなお泊り用のバッグと女子会用に買い出してきたコンビニのビニール袋を置くと、二人は一通り部屋の中をチェックして、歓声を上げる。


「ちょっと、景色も凄い!女子会じゃ、もったいない?」


引かれていた薄手のレースのカーテンを一気に開けると、ロングの彼女が一段と大きな声を上げた。


「一緒に来る男がいないから、女子会なんでしょ?…お互い様なんだからそれは言わない約束!」


ショートの彼女が笑いながら言うと、ロングの彼女も笑い出した。

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