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Sweet room

第4章 プチ女子会

部屋の中は二人の荒い息づかいと、テレビからまだ流れている喘ぎ声だけが響いていた。


「もう、ダメ……。こんなに感じたの、初めてかも…。」


目を閉じたままベッドに身体を投げ出して、動けないとばかりにロングの彼女が呟いた。


「ごめん…。冗談のつもりだったんだけど…。
なんか、つい…。
私もこんなに凄いの、初めてかも…。」


ショートの彼女は気だるそうにロングの彼女の方を向くと、笑った。


「また、女子会しちゃう?」


「…いいね。今度は玩具でも持って来ちゃう…?」


ロングの彼女が聞くと、ショートの彼女が返し、その言葉に二人は互いの顔を見ると、頷いて笑った。

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