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Dead kill each other

第2章 A collection of the dead 

相川はあまりの恐怖に失禁して泣きながら口元を抑えていた。
俺は見とれてしまっていたが、相川が吐いてしまい
意識がそこで戻った。
「あ、相川…!?大丈夫か?」
俺は相川を抱きかかえ、急いでその場から離れる。
放送室から出ると周りが全て歪んで見えた。
「ゆ…結城…血が…血があ…!!」
相川は精神をやられてしまったのか、眼をギョロリと開けて叫んだ。
「落ち着け相川っ!!安心しろ今保健室に行くからな!!」
俺は相川を助ける一心で他の事は全て吹っ飛んだ。
そう、職員室に誰もいないとも知らずに…。

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