テキストサイズ

出会いの海岸

第2章 謎の女・・・

涼子「ある芸能人にカニ食べないかって、誘われてきたら、こんなところだった」
サンタ「アホ、誰が誘った。誤解されるようなこというな」
女「へえ、カニか、ああ、このカニね」
涼子「うん。もしかして、食べたい。どうぞ」
女「ええ、いいの」
涼子「いいよ」
女「それじゃ一本だけ」
涼子「どう」
女「う~ん。おいしい」
有香「何できたんですか」
女「何って」
有香「いや、突然、そこに現れたから」
女「突然、そこに。そんなことないわよ。ずっと向こうから歩いてきたのよ」
有香「そうだったんだ。気がつかなかった。家からですか」
女「うん」
美幸「誰か会いたい人がいるんだ」
女「ええ、なんで」
美幸「だって、ここは、出会いの海岸じゃない」
女「誰かに会うためじゃなくて、散歩にきたっていいじゃない」
美幸「それはそうだけど」
女「あなた達は誰かに会いに来たの」
美幸「私は、分からない。子供のから父親だと思っていたサンタにあったら、急にここへきてた」
女「なに、それは」
涼子「まあ、頭殴って、車に押し込めて、私達も無理矢理車に乗せてからだから、いろいろ手が込んで入るんだけどね」
女「なんか複雑ね」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ