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性教育学校

第19章 仕事内容



放課後
裕希くんと
会議室に向かってる途中


「ねえ…裕希くん」

「ん~?」

「委員の仕事内容
裕希くん知ってるんだよね…?
なのにどうして立候補したの?」

裕希くんはあたしを見るなり
ため息をついた

「はぁぁあ…
俺の周りは鈍感だらけかっ!」

一人で突っ込んでる

「っえ?」

「…少しでも
みなみちゃんと関わりたかったの
だから立候補した」

真っ直ぐあたしを見つめて
言った

「あ…えっと…」

「・・・はははっww
ほんとよく照れるねー(笑)」

裕希くんのからかいが
始まった

「やめてよっ!///
馬鹿にしないでっ//」

あたしは早歩きして
裕希くんと距離を置こうとする

「ごめんごめんっ
可愛いからついね♪」

(・・・可愛いとか・・言わないでよ~//)

自分の顔が赤いのが分かって
裕希くんの方を向けず
早々歩いた


でもあたしは
足を止めて後ろを振り返った

「実行委員…裕希くんとで良かった…っ
あ、ありがとおっ……///」

またあたしは
早々歩いた

(あ~なんで裕希くんが見れないんだろっ
すっごく恥ずかしいよっ)




「あの顔…まじ反則…

あーあ
俺ほんとベタ惚れだわ…」


裕希くんの声は
聞こえる訳もなく
あたしは会議室に行った

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