性教育学校
第23章 文化祭当日
目を開けると
教室の控え室で
横になっていた
「あれ…………」
「みなみっ!大丈夫…?」
「莉乃……あたし……」
「時間かかりすぎてて
あたし不安になって………
みなみ探しに行ったら
ほとんどレイプ状態で……」
(そっか…
莉乃が助けてくれたんだね…)
「ありがとっ莉乃」
「ううん、見つけたのはあたしだけど
助けたの渓人だよ……」
「渓人……?」
「あたし…やっぱ怖くて…
みなみがヤってた人
ちょっと可笑しくなってたし…
教室行ったら渓人がちょうどいて…」
「そうだったんだ…
でも莉乃がいなかったら
あたしどーなってたか……
ほんとにありがと♪」
莉乃は頷いた
少し泣いたあとがあった
(また心配かけちゃったなっ)
「渓人は?」
「今後半になったから働いてるよっ」
「そっか…
お礼言えないかな…」
「あ、渓人がね
お礼はいらないし
申し訳ないとか思うなっ!
って言ってたよ♪」
(…渓人には
なんでもお見通しって訳ね)
「みなみの代わりにね
葉月が体の相手してくれてるんだよ!
今日はゆっくり休んで
楽しんでいいよって!」
「葉月さんが!?」
(葉月さんって……
初めてレズでやった人…
みんな…ありがとう……」