テキストサイズ

性教育学校

第24章 文化祭二日目





「「お疲れ様!!」」


文化祭も無事終わり
クラスみんなで打ち上げ
すっごく盛り上がってる


あたしは
えっちで少し疲れてるけど…


「みなみ!渓人が呼んでたよ♪
中庭来てーだって♪」


「分かった!ありがとーっ」



渓人からの誘い?は
レアすぎて
あたしはすぐ中庭に行った






「渓人~」

ベンチに座ってる渓人の隣に行って
あたしも座った

「空…見てみ?」

空……?


「わぁ!すごい!」

たくさんの星が
空いっぱいに広がっていた



「今日は晴れてるから
よく見えるんだよ

お前に見せたかった」


言葉がすっごく嬉しくて
泣きそうになる
必死にこらえて
空を見上げる


「渓人…星とか好きだよね
詳しいし、よく見てるし…」


「気付いたらハマってた

暇つぶしによく
プラネタリウム行っててさ
見てるうちにどんどん好きになってた」



「いーな…
あたしも好きな物が欲しい」


「これから一緒に
作っていけばいーよ
そのうち夢中になるもの出てくるよ」



渓人と目が合う
顔が近づいて唇が重なる


「大好きだよ…」

「うん、俺も」


そのあと
何度もキスをした

疲れたって言ってるのに
渓人はキスを辞めなかった



このときは本当に
この幸せがずーっと続くって
信じてたよ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ