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性教育学校

第27章 日常




「榎本って神代の女だよね?」


ここは個室
1限は普通のえっちをする


「うん、そうだよ」


「あ、やっぱり?
いつもペアだし付き合ってんかなーって」


まずは初めて話したばかりだし
お話しようってなった


「でもこの学校のやつ同士でカップルって
なんかすごくね?
俺、結構びっくりしてる」


「そ…なのかな?」

「だって、大好きなやつが
他のやつとセックスだよ?
榎本つらくないの?」


荻野くんの言うことは
すごくあたってる
あたし以外の人と
渓人は1つになっている

それはあたしも同じ


「初めは…すごく嫌だった…けど
今は平気かな…っ
お互い愛してるって毎日分かるの
だから大丈夫だよ」


前までは
嫉妬が多かったけど
今は全然大丈夫になっていた


「そっか~
なんか榎本かっこいいな」

「そんなことないよっ」

「…俺、今すっげドキドキしてる」
突然の荻野くんの言葉


「えっ……?//」

「なんでだろーな(笑)」

「あたしも…ドキドキしてるよ?
すごく緊張して体熱いし…」


荻野くんはあたしを抱き締める


「今は…榎本は俺のだから」

ドキ…
その言葉に反応しちゃう

荻野くんの胸の鼓動が
あたしにも伝わる

(緊張…移っちゃうよ…)

お互い
初めてのえっちみたい…


初々しい
ぎこちないまま
抱き締め合う

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