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｢あら？授業はどうしたの？｣


その高くてきれいな声に
俺は一瞬にしてひかれた


｢…あ、だるくて｣


こんなこと言ったら
普通は追い出されるのに
先生は違った


｢1年生でしょ？授業に疲れちゃった？
おサボりは今日だけよ？｣


その時にはもう
先生に惚れてた気がする




なぜか分かんないけど
先生に今の悩みとか言えた

どんなささいな事でも
真面目に答えてくれる

すっげ頼りになって
ほんとに好きだった


先生だって分かってるけど
逢うたびに好きになっていってた