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性教育学校

第33章 すれ違い



「じゃー1限始めるぞ」


久しぶりの学校
久しぶりの授業
少し不安がある中
授業が始まった


(1限は楽だよね…?)



「また男女ペア作れ」


(あ…ペアどうしよ…っ)


「おい、榎本!」

考えているとき
あたしを呼ぶ声がする


「…っけい…………」

勢いよく振り返った


「…あ……っ港か…っ//」


授業のとき
いつもペアは渓人だったから
自然と渓人だと思っちゃった…
恥ずかし…

榎本って呼ぶの
港だけだしねっっ


「お前…学校ずっと休みやがって」

「あ、ごめん…」


って、なんであたし謝ってんだ?
港に悪いことしてないはず


「まぢで、心配した!
一応…と、友達なんだしさ、
相談とか、なんでもしてこいよっ!」


なんかぎこちない港
でも、心配してくれたんだろうな…


「ありがとー♪
ちょっと体調良くなかっただけだよ
もう元気だから大丈夫!」


「そ、そうか…
っま、相手いないんなら
俺がペアなってやろうか?」


「とかいって
港がペアいないだけでしょ」

「は!?ちげーよ!
俺これでもモテるからな!」



港と話すのも久しぶり
やっぱり楽しい



結局港とペアになった




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