性教育学校
第35章 講演会
「榎本さん、お疲れさま♪」
ただいま
少し10分間の休憩中
「お疲れ様です…」
「すごく良かったわよ。
ちゃんと潮も吹けて安心したわ」
先生さらーっと言うけど
今考えると
ほんと凄い講演会だな…
もう恥ずかしすぎるよ
「あたし、あとはずっと
ここに待機してればいいんですよね?」
「あ、そのつもりだったんだけどね、
榎本さんにももう一仕事してもらうわ」
終わったーっと言う
安心間があったから
それを聞いてすごく嫌になった
もう…終わりたいよ…
「そんな大変じゃないわよ?」
あたしには
なんでも大変ですよ
「次は男の子の体ってのをするんだけど、
その助手さんを頼みたいの。
男の子の性器を触ったりするだけだから」
あ…
さっきの助手さんを
あたしがバトンタッチみたいな…?
「そ、それなら…はい」
「ありがとね♪」
講演会後半まで
ゆっくりと休んだ
心の中では
早く帰りたい。
その一心だった