性教育学校
第39章 戻れない
俺に気使ってんだろーな
こんな重い俺に
いつも優しくしてくれて
まじ天使だよなー…
好きにならない訳がねーし
あーやばい
色々やばい
このままだとやばい
「やっぱ…俺から離れた方がいいよ…
なにするか…分からないし」
みなみちゃんの事だから
こんな質問されて
困るよな…
でも、お願いだから離れて
俺からは
君の事離せない
だから俺の事突き放して
こんなに念じてみたけど
みなみちゃんは首を横に振って
もっと俺を抱き締めた
ありえねー…
襲ってもいいわけ?
俺、みなみちゃんが好きなんだよ?
こんな
行動されて
普通の男だったら
もう耐えられねえよ…
「ばか…」
俺はみなみちゃんを離した
普通だったら無理でしょ
この状況から好きな子離すって
今でも
自分すごいって思う
「あーゆう時は離れなきゃ駄目だよっ
俺じゃなかったら
今ごろみなみちゃん襲われてるよ?」
あー無理
顔見てらんない
「おーい起きろー」
誤魔化すようにして
二人を起こそうとした
ってか起きてほしかった