性教育学校
第42章 強化合宿
ご飯も食べ終わって
合宿二日目が始まった
今日は昨日の基礎の応用編
「昨日やった勉強が
身になってるか、まずはテストする。
基準点に達しなかったら
きつい罰があるからな。」
鬼教師の言葉で
生徒みんなは今日は厳しい一日って
すぐに感じ取ったと思う
「はじめ。」
クラスごとに別れての
テストが始まった
基礎問題だったため
意外と解くことが出来た
(たぶん)
「終わり。プリント後ろから前に送って」
なんとかテストは終わった
採点するあいだ
休憩となった
「莉乃~どうだった?」
あたしは
すぐに莉乃の所に行った
「…しくじった」
「え?」
莉乃は
青ざめた顔をしてた
「ど、どうしたの!?具合でも悪いの!?」
「あたし…テスト中寝ちゃってた~!!」
半泣きで
あたしに飛び付いてくる莉乃
「え~…寝ちゃってたって…」
「問題見たとき…
楽勝じゃーんとか思ったら
なんか安心しちゃって…それで…
気付いたらテスト終わって…」
莉乃の回答用紙は
ほぼ白紙らしい
「怖いよ怖いよ~
あたし説教って何より嫌いなの~
その次にあの鬼教師が嫌い~
もうやだーぁぁぁあ」
あたしに
泣きながらずっと喋ってる莉乃
あたしは何て声をかけえいいか
分からなくて
莉乃の背中をさすっていた