性教育学校
第43章 夏休み
とりあえず今日は
もう遅いから
家でのんびり過ごす事にした
「あれ?渓人また身長伸びた?」
渓人が立ったとき
ふいに思った
「んー、わかんね」
「絶対伸びたよ~
あたしもう止まったのに!」
「そりゃ、女だからな(笑)
ちっちゃい方がいいよ」
「あたしはちっちゃすぎるもん~
いいなー渓人は」
「ま、でも胸はまだ成長してんじゃね?
始めて会ったときより
ぜーんぜん違うよ」
渓人は普通に言ったつもりでも
彼女に胸の話って…
誉めてるつもりなのかな?
そう思ったら
いつもだったら怒るけど
なんか許せた
あたしは渓人に甘いから(笑)
「始めてってなんか懐かしいねっ」
気づけば二人で
思い出話をしていた