めぐみ【萌未】さんの作者ニュース

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愛しているからこそ、彼の側から私は身を引いた。。

こんにちは。

 今日は幸が何故、浩三とともに帰らなかったのか、その理由が幸自身の言葉で語られるシーンがあります。

 既に何度も書いたように、幸の生き方は世間的に見れば、ふしだらな女、冷酷な母というように形容されるでしょう。

 ただ、ここまで書いてきて、幸の折々の気持ちに寄り添いながら話を進めてきた私には、何とはなしに彼女の気持ちも理解は出来る気もします。
 亮平を愛してはいなかったけれども、やはり、余命いくばくもない彼を見捨てられなかった気持ち、また、浩三を愛しているからそ、彼の優しさに甘えきれなかった気持ち。どちらも真剣なものだったと思います。

 もっとも、自分が幸の立場に置き換えられたときには、多分、違う行動を取るとは思いますが-。

 明日は完結です。
 よろしくお願いします。

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