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小紅の知らないところで、何やら、とんでもない悪巧みが進んでいる様子です。
　肝心の小紅は順平との結婚どころか、もう難波屋を出ていこうとしているのに、
　順平は執拗に小紅を手に入れることしか考えていません。

　小紅の身に危険が迫っています。


☆ところで、姉妹サイトにやはり江戸時代物で「この想い、あなたに届くまで～心花～」という作品があります。
　今回、登場する京屋市兵衛がまだ若くてイケメン（今もイケメンですが）だった頃のひたむきな恋を描いています。
　心花は、こころばな、と読ませます。
　これは、市兵衛が愛した少女お彩の
　（小さくても良いから、自分の心に花をさかせるんだよ）という生き方からきています。
　拙い作品ですが、興味のある方は良かったら、覗いてみてやってくださいね。

ねえ、叔父さま。最後に一度だけ、抱いてちょうだい。